中小企業こそDXへの取り組みが必要なワケ―DXの第一歩は〇〇がオススメ

近年、企業の競争力維持や成長を加速させる為に、DXへの取り組みが必要不可欠となっています。
目覚ましい進歩を遂げるデジタル技術に対応できない企業は、たとえ大手企業であろうと、今後数年間で市場競争力を失い、淘汰されてしまう可能性があります。
しかし、DXが必要な理由や始めたくてもどこから始めるべきか分からない、と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、中小企業こそDXに取り組むべき理由について解説します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か
DXとは、アナログ業務のデジタル化や業務プロセスにデジタル化を取り入れることで、業務効率化や新たなビジネスモデルの形成を目指すものです。
例えば、紙での申請業務や手動で行う業務、人の判断に依存した業務などをデジタル化することにより、単純な作業に費やす時間を削減し、効率化を図ることができます。
大手企業だからこそできる?
大手企業では「DX人材」と呼ばれる人材の確保に躍起になっています。大手企業だからこそDXに取り組むことができるし、その大きな効果を得られる。そう思われがちですが、実は違います。
DXは、中小企業にも大きな効果をもたらします。むしろ、中小企業こそすぐにでもDXに取り組むべきです。
中小企業の限られた人材やリソースを最大限に活用するため、業務の自動化やデータの活用が不可欠です。DXに取り組むことで、業務効率化・業務改善・省人化を図ることが可能です。
中小企業は疲弊している?
多くの中小企業では、様々な業務を兼務しているケースが見られます。その担当業務の幅広さに社員が疲弊してしまうケースもあるでしょう。労働人口の減少により、そのような状況に今後さらに拍車をかける可能性もあります。
とある企業で実際にあった話です。
普段は別の業務を行っている社員がIT担当者を兼務していました。日常でのIT関連の困りごとは、その社員に問い合わせを行い解決するといった形で落ち着いていました。
しかし、新たに社員が入社しIT環境の準備が必要な時に、IT担当者を担っている社員が残業過多により休職することとなりました。他の社員がわからないながら何とかサポートし、IT環境を整えましたが、会社全体が疲弊し人件費が増加するという状況に陥りました。
もちろん、この話は効率化云々ではない要素も絡んできます。が、もしこの企業が効率化の仕組みを導入していたら、担当者が過重労働で休職する事態や会社全体の疲弊、人件費の増加を防げたかもしれません。
効率化や省人化に力を入れて取り組まないと、このような状況を生んでしまう可能性が高まること間違いなしです。
効率化や省人化に取り組み、働きやすい環境を整えることが将来の人材不足を解消し、さらには企業として存続するための条件の一つとなるでしょう。
中小企業がDX導入への一歩を踏み出すには
DX推進の鍵は、DXに強い人材です。
大手企業では、時間をかけて社内で人材を育成したり、中途採用を行ったりと、時間もコストもかけてDXに取り組んでいます。
しかし、これを中小企業が行うには少し現実的ではないかも知れません。こういった背景もあり、DX推進への取り組みになかなか第一歩を踏み出せない企業も多いのではないでしょうか。
そこで一つの手段として考えられるのが業務委託です。
業務委託を活用すれば、質の高いDX人材を短期間で確保し、必要なタイミングで迅速にプロジェクトを開始することが可能です。長期雇用前提の正社員ではなく、必要な期間だけの契約になる為、DXの第一歩を踏み出す際の初期コストも抑えられます。
何から取り組めばいいのかわからないという状態からとりあえず一歩踏み出す。
まず一歩踏み出して、DXで実現したいことやその実現可能性等を見定める。
これらを行うには、業務委託が最適でしょう。
まずはDXへの第一歩を踏み出しましょう。
いかがでしたでしょうか。
DXへは、時間やコストの投資が必要です。が、企業の競争力維持、長期的な成長には必要不可欠です。
まずは、小規模なプロジェクトから始め、徐々にデジタル技術を業務に取り入れていくことをお勧めいたします。
今回の記事では、中小企業こそDXが必要な理由について解説いたしました。
ITでのお悩みは、ぜひBackpedalまでご相談ください。